ぱどは13日、事業構造改革の一環として、浜松支局(浜松市)で手がけるフリーペーパー事業、フリーペーパー子会社の九州ぱど(福岡市。売上高2億4800万円、営業利益△1500万円、純資産1億800万円)、インターネット広告子会社のぱどラボ(東京都千代田区。売上高1億9500万円、営業利益1200万円、純資産9100万円)をそれぞれ譲渡する方針を発表した。いずれも譲渡先、譲渡価額、時期は未定。ぱどはフリーペーパー事業の業績低迷に伴い、収益改善に向けて営業・制作拠点や本社機能の再編、発行エリアの見直し、子会社再編などを推進中。昨年12月にはRIZAPグループ傘下を離れた。ぱどの2020年3月期業績予想は売上高110億円(前期79億9700万円)、営業損失2億9000万円(同1億9700万円の損失)、最終損失2億9600万円(同5億2300万円の損失)。
追記事項
2020-05-29
ぱどは、ぱどラボの全株式(所有割合90.3%)を、地域情報誌事業の泉州広告(大阪府岸和田市)に譲渡した。譲渡価額は6000万円。譲渡日は2020年5月29日。
譲渡予定だった浜松支局のフリーペーパー事業と子会社の九州ぱどは、新型コロナウイルスの感染拡大による先行き不透明感などから譲渡に至らなかった。浜松支局は5月末で営業を終了、九州ぱどは7月7日付でぱどが吸収合併する予定。