アイ・エム・ジェイは傘下の携帯電話向けゲーム開発を手がけるモバイル&ゲームスタジオ(MGS、東京都品川区。売上高3億3800万円)の株式の一部を、モバイル広告事業のシーエー・モバイル(東京都渋谷区)に譲渡することを決議した。株式の所有割合は66.7%から21.1%となり、モバイル&ゲームスタジオは持ち分法適用会社となる。MGSは2004年設立で携帯アプリ専用ゲームを制作するが、アプリ開発の低価格化に伴い家庭用ゲーム開発やサイトコンテンツ制作へのウエイトを高めていた。アイ・エム・ジェイはこうした事業環境の変化と今後のグループシナジー(相乗効果)を総合的に判断し、エンタテイメントコンテンツを無料提供するシーエー・モバイルに譲渡することにした。MGSの株式1000株のうち、600株を1株14万円でシーエー・モバイルに譲渡し、同時にIMJはシーエー・モバイルに400株の新株を発行する。譲渡価額は8400万円。譲渡日は2008年9月30日。
アイ・エム・ジェイ<4305>、傘下のゲーム開発会社のモバイル&ゲームスタジオを譲渡
