アクモスは、完全子会社で広告関連事業を手がけるエスピーシー(大阪市。売上高10億4000万円、営業利益3800万円、純資産2億6700万円)の株式51.0%を、同社代表取締役社長の鈴木行史氏に譲渡することを決議した。アクモスは、グループの人材関連事業との相乗効果を期待してエスピーシーを子会社化した。しかし、エスピーシーはすでに人材派遣事業から撤退しており、グループのいずれの事業とも関連が薄く、鈴木氏からも取得の申し出があっため、MBO(経営者による買収)方式で譲渡することとした。譲渡価額は2億8000万円。譲渡日は2008年6月16日。